プロジェクトマネージャー
S様
40代
「転職後在職期間半年での転職」
メンタル面を配慮した転職サポート
- 10年以上勤めた会社を退職し、新規事業担当のPMとして大手企業に入社。半年ほど経過されたタイミングでキャリア相談にお申込みいただきました。
- ■お悩み
- 大手企業の安定した事業基盤をもとに、腰を据えて新規事業の立ち上げができると考えていたが、周りの方との価値観が合わずやりがいを感じることができない。
転職して半年というタイミングで会社を辞めることに対して、うしろめたさを感じている。 - ■サポート内容
- 【1.感情の整理】
今の会社への失望だけではなく、入社後半年で転職を考えていることへのうしろめたさ、新しいことに挑戦したいという前向きな気持ち、転職できるのかという不安と、色々な感情がS様の中にあることに気づいたため、まずはS様の感情を整理するところからサポートを開始しました。
とくに早期退職することに対するうしろめたさが大きいようでしたので、現職でやり残したことがあるかもう一度考えてみることをお勧めし、数日後に再度お話をすることにしました。再度お話をしたところ、やはり今の環境では以前感じていたやりがいを求めることは難しいという結論になり、100%転職活動に専念することになりました。
【2.応募書類の作りこみ】
短い期間で転職を繰り返す場合には、採用企業は普通よりも厳しい目線で書類選考をするため、まずは転職理由をしっかりと整理し、それを応募書類にあらかじめ落とし込むことをお勧めしました。
また家庭のご事情もあり、リモート勤務中心の働き方を希望されていたため、リモート勤務を意識した自己アピールの案をこちらで作成。履歴書と職務経歴書に大幅な改定をして頂くことに賛同頂けたため、最初に10日くらいかけて応募書類の作りこみをしました。
【3.面接対策】
S様の場合には少し自信を失ってしまっているところもあるためか、人から良く思われたいという気持ちが先行し、話が長くなってしまう傾向がありました。
ここに関しては、開き直って本音で会話をして頂くことが一番の近道だと思い、本当のことを話してOKしてくれる会社であれば理想の転職先になるので、自信をもって普段通りのS様でお話して頂くことをお勧めしました。また合わせて、過去の実績を改めて整理してみて、どのように成果を上げてきたのか、端的に説明できる準備もお願いしました。
S様の方でも気づくことがあったようで最終的に3社から内定を獲得し、リモート勤務ができる企業へと転職をされました。 - ■転職後の声
- 「出会えてよかった! という気持ち」です。
2度目の転職活動だったこともあり、とにかくミスマッチを防ぐことに重点を置いていました。そのため、企業に選んでもらうという意識だけでなく、自分に合う企業を自分でもしっかり選ぶという意識を持って活動していたと思います。仕事をしながらの転職活動は大変ではあったものの、企業を知るための面接の時間は楽しんで進めることができました。
転職活動中は、企業選びや面接などといった転職活動そのものではなく、前職をすぐ辞めることへの後ろめたさに思い悩んでしまったことがあり、何度か愚痴のようなメールをしたこともありましたが、すぐに折り返しのお電話をいただけて、気持ちが落ち着きました。
その後の面接も上手くいき、最終的には複数社から内定をいただくことができました。メンタル面のサポートまでして頂いたことにも、とても感謝をしています。本当に出会えて良かった！という気持ちです。
