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インフラエンジニア
K様
40代

「予期せぬ異動辞令による転職」
やりがいの追求を肯定する転職サポート

過去にSIerから事業会社への転職サポートをした方からのご相談でした。
インフラエンジニアとして活躍していましたが、営業部門への異動を命じられて再度キャリア相談にお申込みいただきました。
■お悩み
業務にやりがいを感じていたところに、突然の異動辞令が出されたことへの不満。
インフラエンジニアとして転職ができたとしても、また同じようなことがあるのではという不安。
■サポート内容
【1.現在の感情を整理】
お話をして感じたのは、異動辞令に対しての不満だけではなく、K様の中に様々な感情があるということでした。そのため、まずはご自身の中にある感情を顕在化し、整理をして頂くようなガイドを心がけます。

異動に関しては、コミュニケーションスキルが高く評価されたことがきっかけになっているようで、プリセールスとして営業部門の強化を期待されての異動であることが分かりました。そのため異動辞令に対して不満を感じているものの、自分を認めてもらえていることへの安心感と、会社からの期待に気持ちよく応じられないことへの罪悪感があるようでした。

また、もし転職をする場合に家族へ心配をかけることへの不安や、転職をしたとしても同じことの繰り返しになってしまうのではという不安もあるようでした。

異動に不満はあるものの、自分を認めてもらえている安心感。
会社の期待に気持ちよく応じられない罪悪感。
転職活動をすることへの不安。

このような3つの感情があることが分かりましたので、その点をフィードバックした上で、まずはご家族とお話をしてみることをお勧めしました。

【2.希望条件の整理】
ご家族とお話をして頂いたところ、年収が大きく下がらなければという条件付きで転職することへの了解を得ることができました。

すぐに応募企業を選定していきたいところですが、現職が安定している企業であること、また失敗したくないという気持ちが強くなっていることもあり、転職に向けた希望条件が膨らんでしまい応募企業をなかなか選定することができませんでした。

そこで前回現職に転職活動をした時の希望条件を見直してみて、その時と同じ条件を参考にしながら求人選びをすることをお勧めしました。

1)通勤時間が1時間以内
2)リモート勤務制度がある
3)自社サービスを提供している
4)落ち着いた人が多く在籍している
5)ある程度は事業基盤がしっかりしている
6)将来的に異動の可能性が少ない

【3.入社後の苦労を想像してから意思決定して頂く】
応募開始すると、K様は面接を問題なく突破していき、優先度の高い2社と最終面接を実施した後、そのまま2社から内定を頂きました。

どちらの企業にするのかすぐに決めかねていた様子でしたので、メンバーの方とお話ができるようなオファー面談を設定させて頂き、最後のジャッジをして頂くことにしました。

「どの企業にも必ず課題はあるので、その課題と向き合うことにやりがいを感じるかどうかを見極めて下さい」とだけお話をし、オファー面談を受けて頂きました。

面談後には、「環境が十分整っているとは言えないので少し苦労はしそうですが、会社の理念がメンバー全員に浸透していたし、当面は部門異動も無さそうで安心でした」という理由で1社を選び、転職活動を終えることができました。
■転職後の声
2度も転職のお世話になってしまいお恥ずかしい限りでしたが、本当にありがとうございました。特に私が慎重になりすぎていた時に、壁打ち相手になってくれたところは大変助かりました。

自分のやりたい仕事を求めるのは単なるわがままなのでは?と悩んでいた時、「自分のやりがいを求めることはわがままではなく、生きていく上で自然なことです」と言って頂けたことで、気持ちが楽になったことをよく覚えています。

今度はすぐにお世話になることが無いように頑張りますが、引き続きどうぞよろしくお願いします。